ペルーに避難したベネズエラ避難民への支援物資配布事業

女性や子供、高齢者など、より脆弱な立場に置かれたベネズエラ避難民の方々に対して生活に必要な物資を配布しています。

 

経済危機の始まった2015年以降、ベネズエラからは多くの人々が中南米各国に逃れ、ペルーにも、未登録者を含めると100万人以上が避難民として滞在しているとみられています。 多くの方々は申請をしたものの滞在許可がおりていないため、正規の雇用につくことが出来ず、日雇いの仕事など不安定な生活を送っています。

 

2020年12月より、JADEは新型コロナウイルスの影響でさらに生活が困窮してしまっている避難民の女性の方々1,200人に対し生活に欠かせないマスク、トイレットペーパーや生理用ナプキンなど衛生用品セットを配布。さらに、感染症拡大により、もともと共同調理場で共用調理器具を使用して行っていた食事の支度ができなくなったため、各世帯で調理が出来るよう調理器具も300世帯(約1,500人)に配布しています。 また、ベネズエラ避難民とペルー人社会の対立と紛争を予防し融和を図るために、感染症拡大により仕事を失ったり住む場所を失ったなど、脆弱な立場に置かれているペルー人世帯も対象に支援をしています。


ペルー避難民支援
支援を求めて地域の教会に集まるベネズエラ避難民の人々

 

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*本事業は特定非営利活動法人 ジャパン・プラットフォーム(JPF) のご支援により実施されております。JPFの取り組みに関するより詳しい情報はこちらのウェブサイトをご覧ください。