紛争被災者医療及び自立支援事業 第二期

 JADEでは2014年の停戦合意以来、継続的にガザ地区の紛争被災者への支援を実施してきました。現地ではいまだインフラが復旧せず、一日数時間しか電気の供給がされない状態が続いています。こうした状況の中、当団体では「紛争被災者医療及び自立支援事業 第二期」として、ガザ地区全域の脆弱層を対象とした医療活動を継続しています。

 事業の実施にあたっては現地のNGO Palestinian Medical Relief Societyと提携して、医療の他、障がい者へのリハビリ、トラウマカウンセリング、生活相談なども行っています。ガザ地区では例年になく寒い冬を迎え、暖房器具のないまま過ごしている人が多くいます。アメリカのトランプ大統領就任に伴い、パレスチナ情勢の流動化が予想される中、JADEでは宗教や政治にとらわれず、脆弱層のニーズに寄り添った活動を継続しています。

 

*本事業は特定非営利活動法人 ジャパン・プラットフォーム(JPF) のご支援により実施されております。JPFの取り組みに関するより詳しい情報はこちらのウェブサイトをご覧ください。