2010年プロジェクト

【スリランカ北部帰還者支援事業2期】

JADEは、2010年8月から6ヶ月間にわたって、引き続き帰還者からとてもニーズの高いシェルターの緊急支援プロジェクトを実施しました。事業地のスリランカ北東部のトリンコマレー県では、10月からモンスーンが始まり、12月には大雨で洪水の被害がスリランカ沿岸部を中心に出るなど影響を受けました。JADEの事業地も多くの道が水没したために、カヌーやモーターボートを使ったりしてシェルターの材料を運びました。そして、大雨の影響を受けないためにも、屋根の部分から建設を始めるなど工夫をして雨の影響を最小限にしました。雨漏りのしないトタン屋根のシェルターは多くの帰還者に喜ばれています。


完成したシェルターを前にする親子(2010年12月) 冠水した事業地(2010年12月)
洪水から避難する住民(2011年1月) 洪水のため、事業地をモーターボートで移動するスタッフ(2011年1月)

プロジェクト担当者メモ  

10年12月よりスリランカ観測史上初といわれるほどの大雨が数週間も降り続き、建設が遅れました。道は水没し多くの住民が避難を余儀なくされるなど、大きな被害が出ました。こうした中、シェルターにより少しでも屋根のある生活は住民にとても喜ばれました。 (田中)



期間/ 2010年8月6日〜2011年1月31日
地域/スリランカ北東部トリンコマレー県
予算/20,027,580円
ドナー/ジャパン・プラットフォーム(JPF)
連携団体/セワランカ基金


このページのTOPに戻る